14年夏期アニソンランキング5
時が流れるのは早いもので今期も多くのアニメが最終回を迎えたので、例期通り、個人的に観ていたアニメからアニソンランキング化してみます。
候補となったのは、僕が今期観ていた10アニメ(『アオハライド』『アルドノア・ゼロ』『月刊少女野崎くん』『グラスリップ』『ちょぼらうにょぽみ劇場第二幕 あいまいみー-妄想カタストロフ-』『東京喰種』『ハナヤマタ』『秘密結社 鷹の爪 エクストリーム』『Free!-Eternal Summer-』『ヤマノススメ セカンドシーズン』)において、OPあるいはEDとなった17曲の内から選出。
自分、ダビさん共にしばらく更新が滞っていましたが、ひとまずこれはやらねば、ということで宜しくお願いします。
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『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』感想
Twitterからの転載ですが、『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』感想です。
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「劇場版 花咲くいろは home sweet home」を見た。内容としてはわかりやすくて、ことさら考察を加えるような話ではないけど、親が子が、それぞれ悩み、夢を見、恋をして、親に反撥するところから自分を見つめ直し始め、そしてまた、そんな親の姿を改めて見、その悩みに、夢に、恋に→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 29
新たに向き合い、そして、自分の悩みや夢や恋に答えを出していく、出そうとする……豆爺の書いた昔の業務日誌を見ながら緒花ちゃんがそうしたことごとに思いを馳せる、というかたちで、過去と現在が交互に重なりながら展開していく、という話の筋。なこちやみんちにもそれぞれ、親に自分の思いの丈を→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 29
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『残響のテロル』感想
これまたTwitterからの転載ですが、『残響のテロル』の感想です。
ひとつめは8話か9話か見ていたころのもの。フジでどうだったのかはわかりませんが、関西テレビでは、番組表で、『残響のテロル』という番組名の横に或る説明文(?)がつくのですが、それに対するツッコミ。
ふたつめは、最終回までどうにか見ての感想です、が、認知的不協和をどうにかしようとして結局投げ出した、という感じ。
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『満月をさがして』感想
Twitterからの転載ですが、『満月をさがして』感想です。原作は未読。
僕は、神山満月ちゃん! 「満月をさがして」を見終わる。満月ちゃんが春先に残り1年という寿命を知らされ、そこからの季節のめぐりとも重なって話は展開してゆく。歌手になれたという希望に溢れる春、妨害にもめげず大きくはばたく夏、徐々に死という現実が見え始める秋、焦がれ続けた英知君の死を→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 21
知り絶望に暮れる冬、しかし、それを乗り越え、再び巡ってくる、もう迎えられないと思っていた春、みたいな。全部の話がこう当て嵌まるわけでもないけど。印象としては、話の前半は少女満月のえがいた夢のかたちに、広範は満月ちゃんとそのまわりの人々の織り成す人間関係に重点が置かれていた感じ。→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 21
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『王立宇宙軍 オネアミスの翼』感想
Twitterからの転載ですが、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』感想です。
王立宇宙軍 オネアミスの翼 [Royal Space Force?The Wings of Honneamise] [Blu-ray]
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「王立宇宙軍 オネアミスの翼」を見る。産業革命以降、貧富の差は埋まった、という台詞も出しつつ、しかし、王国内部に於いてある経済格差、貴族と民衆の使用言語の異同、ロケットの政治利用、金を巡って争う乞食、などなど、人間のおおよそ美しくない部分、人間世界に於いてあるしこりをえがいて→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 18
また、主人公シロツグが徐々に真剣にうけとめゆく神話(と及びそこから始まり戦乱を繰り返した歴史)の存在によって、男達がロケットを飛ばさんと情熱を(だんだんと)注ぐ(ようになっていく)というのが核にある物語を、単純な科学礼讃、宇宙礼讃とはせずにえがいている映画だった……人によっては→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 18
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映画版『グスコーブドリの伝記』感想
Twitterからの転載になりますが、『グスコーブドリの伝記』感想です。
映画版「グスコーブドリの伝記」を見る。ますむら・ひろしキャラ原案とのことで、しかし氏の「宮沢賢治選集1」所収の(キャラこそ猫だが話は原作に忠実な)漫画版を思い浮かべると、この映画版に驚くことになる。例えば、謎のファンタジー空間、レトロフューチャー? な世界観、話の展開の改変など→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 15
まず、妹ネリを攫っていった謎の猫、異形の存在達、そしてこれらの属している「あちら側の世界」。時折ブドリも垣間見ている世界で、ネリの誘拐=死といった感じに改変しているのかと思ったら、最後、そのネリを誘拐してった猫がブドリをカルボナード火山へと連れてったりもしてるようで→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 15
それは、ブドリなりに生じた出来事への納得を図ろうとしての幻想である、或いは、彼がもとより死に近い心性をしていた、など、いろんな解釈ができそうな気はする、が、てぐす工場のくだりや、最後の火山に行く場面など、現実と幻想とを混淆させなくてもいいのでは、と思う場面もある。それゆえか→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 15
ブドリという青年の一代記、その淡々とした筆致にどこかリアルさを感じさせる原作及び漫画版に対して、映画はファンタジー感が非常に強まっている。「歴史の歴史」とか、原作とてもとよりファンタジーな要素を有しているとは言えようが、精神世界とか超越的な世界を登場させているわけではない。→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 15
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『伏 鉄砲娘の捕物帳』感想
ずいぶんと更新が滞っていたのですが、ツイッターで少しながめに呟いたアニメ感想など、貼り付けてみようかと思います。
試しにひとつめ、『伏 鉄砲娘の捕物帳』の感想です
伏 鉄砲娘の捕物帳を見る。冒頭で爺ちゃんは熊に食われた、ってことを言ってたから、主人公が犬男を狩ったりして、弱肉強食、その連鎖を描いてったりすんのかな、と思ったけど、最後は犬男が、自分が生きていくのに必要な人間のイキダマ=魂を喰らうのを主人公のために我慢し始めていた、ってなって→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 11
→まぁ、或る種の大団円。犬男がさんざ人を殺してきて、最後、伏としての本能=イキダマを喰らうこと、これを我慢する、すなわち人間の側の生き方にむしろ寄り添う、という決意をしているわりには、犬男……はいいとして、主人公ふくむまわりの人間(滝沢馬琴)とかに、その業? に関する葛藤がない→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 11
けどまぁ、愛するもの、守りたいものができて、すると何者かを殺められなくなってしまう、みたいな感じのテーマ(メッセージ?)を、本作には、その可否とか是非とかはともかく、見出しうるかも。子供のいた7人目の女の伏然り、子供が生まれることを知った兄ちゃん然り、主人公と知り合った犬男然り→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 11
個人的に印象的だったのは、女の伏を(兄ちゃんが)殺してのち、主人公が鼻血を出すところ。こーいう人体から流出する液体にはいろんな意味を見出せそうな気もするが、個人的には、ここで主人公は愛か恋かそんなもんを知ったんじゃないか、という妄想。女の伏の手紙は結局子供宛のものだったけど→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 11
最初は犬男か他の伏、まぁ恋人に宛てたものかと思って、主人公はそれに触発されて自分の気持ちに気付く諸端になったんじゃ、とか思ったけど、まぁなんかミスリードを誘われた気分。本物贋物をめぐるテーマらしきものは、最後の最後、とってつけたようにしか出てこんかったから、別になんの感慨も……
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 11