『伏 鉄砲娘の捕物帳』感想
ずいぶんと更新が滞っていたのですが、ツイッターで少しながめに呟いたアニメ感想など、貼り付けてみようかと思います。
試しにひとつめ、『伏 鉄砲娘の捕物帳』の感想です
伏 鉄砲娘の捕物帳を見る。冒頭で爺ちゃんは熊に食われた、ってことを言ってたから、主人公が犬男を狩ったりして、弱肉強食、その連鎖を描いてったりすんのかな、と思ったけど、最後は犬男が、自分が生きていくのに必要な人間のイキダマ=魂を喰らうのを主人公のために我慢し始めていた、ってなって→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 11
→まぁ、或る種の大団円。犬男がさんざ人を殺してきて、最後、伏としての本能=イキダマを喰らうこと、これを我慢する、すなわち人間の側の生き方にむしろ寄り添う、という決意をしているわりには、犬男……はいいとして、主人公ふくむまわりの人間(滝沢馬琴)とかに、その業? に関する葛藤がない→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 11
けどまぁ、愛するもの、守りたいものができて、すると何者かを殺められなくなってしまう、みたいな感じのテーマ(メッセージ?)を、本作には、その可否とか是非とかはともかく、見出しうるかも。子供のいた7人目の女の伏然り、子供が生まれることを知った兄ちゃん然り、主人公と知り合った犬男然り→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 11
個人的に印象的だったのは、女の伏を(兄ちゃんが)殺してのち、主人公が鼻血を出すところ。こーいう人体から流出する液体にはいろんな意味を見出せそうな気もするが、個人的には、ここで主人公は愛か恋かそんなもんを知ったんじゃないか、という妄想。女の伏の手紙は結局子供宛のものだったけど→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 11
最初は犬男か他の伏、まぁ恋人に宛てたものかと思って、主人公はそれに触発されて自分の気持ちに気付く諸端になったんじゃ、とか思ったけど、まぁなんかミスリードを誘われた気分。本物贋物をめぐるテーマらしきものは、最後の最後、とってつけたようにしか出てこんかったから、別になんの感慨も……
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 11