『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』感想
Twitterからの転載ですが、『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』感想です。
劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME (Blu-ray Disc初回生産限定特別版)
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- メディア: Blu-ray
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「劇場版 花咲くいろは home sweet home」を見た。内容としてはわかりやすくて、ことさら考察を加えるような話ではないけど、親が子が、それぞれ悩み、夢を見、恋をして、親に反撥するところから自分を見つめ直し始め、そしてまた、そんな親の姿を改めて見、その悩みに、夢に、恋に→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 29
新たに向き合い、そして、自分の悩みや夢や恋に答えを出していく、出そうとする……豆爺の書いた昔の業務日誌を見ながら緒花ちゃんがそうしたことごとに思いを馳せる、というかたちで、過去と現在が交互に重なりながら展開していく、という話の筋。なこちやみんちにもそれぞれ、親に自分の思いの丈を→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 29
ぶつける、食べる人のことを思いやって料理をする、という成長がえがかれているし、仲居修行にきている結名さんも、最初はむちゃくちゃしまくるけど、停電のことを憶えてたり、延びた停電をキャンドォナァイトで乗り切ったりと、しっかりそれぞれ見せ場がある。個人的には、いなくなったなこちの妹を→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 29
探して緒花ちゃんとなこちが屋上に行くシーンが好み。妹を見つけたあと緒花ちゃんが、自分も大変だろうにきちんと親代わりできている、と言ってなこちを褒めながら泣いてしまう、というのは、なこちがすごいと思うことからくる自分のふがいなさ? とかだけではきっとなくて、母親の過去を知って→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 29
自分の夢とかについてまた考え始めていた、みたいのにまつわる感情の揺れの大きいのが、ちょうどそこにきたんだろうな、という感じも(自分的には)あるような気がして、過去と現在とが入り乱れるがゆえに静かな起伏が続くという構成になっていたこの映画の、ひとつの山場になっていたと思う。→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 29
そして最後(蓮さんの過去を見たあとに)、旦那が死んで喜翆荘に一度は戻って来ようとするけど、自分の足で歩いていくことを決める母皐月のシーン、「負けられっか……クソババァ」「楽しまなきゃな、人生。そうだよな、緒花。……行こうか」からのEDの入り、ここには、この台詞を言った皐月と、→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 29
かつて、喜翆荘に長逗留していた松前(のちの旦那)が去って行くのを自転車で追い掛けようとする高校時代の皐月、そして、出しそびれたゴミ袋を持って収集車を追い掛ける現在の皐月とが交互に画面に出てくるけど、そんな滑稽さもとりまぜたこういう感動的な場面というのは、その落差がよけいに感動を→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 29
誘うからやっぱりニクい。現在の自堕落な皐月の姿も、これだけ過去の悩み、夢を見、恋した姿を見せられたら、そのせいで妙な感動を誘ってくる感じあるし(しかも旦那の写真の展覧会を準備してるらしい)。最後に、ふと思ったのは、緒花ちゃんの家系の女達は、その「ぼんぼる」きっかけのひとつとして→
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 29
誰か特別な男の人がいたなぁということ。ふたりも死んでるが。なんでも恋やら愛やらに還元させたいのでは決してないけど、愛とか恋慕とか、ともかくそんな感じのものが、頑張ろうという原動力のひとつになる、変わろうと思うきっかけになる、というのは、やはり感動を誘うものがあった。以上感想終了。
— 110 (@it_takes_davi) 2014, 9月 29
劇場版『花咲くいろは HOME SWEET HOME』主題歌::影踏み(初回限定盤)(DVD付)
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- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2013/03/06
- メディア: CD
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