映画「劇場版 THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」感想
「劇場版 THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」の感想です。
THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! (完全生産限定版) [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: アニプレックス
- 発売日: 2014/10/08
- メディア: Blu-ray
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「劇場版 THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」視聴。TV本編において衝突や絆の深まり、「みんなで」ライブをすること、など、そういった過程を経てきて、既にかたい絆があるであろう765勢に対して、バックダンサーのスクール生であるグリマス勢をぶつけて、色々と→
— 110、ツインテールになりたかった (@it_takes_davi) 2014, 12月 4
相剋を起こさせ、それを765勢にも波及させて、そしてドラマにする、という手、これはうまいと思った。主人公はやっぱり春香だけど、裏番長的に皆をひとりひとり気にかける伊織や、自分に頼ってほしいと言った雪歩、母との関係の進展を思わせる千早、など、描かれ方の濃淡にはキャラによってムラが→
— 110、ツインテールになりたかった (@it_takes_davi) 2014, 12月 4
あったような気はするけど、765勢には成長した時間の経過が窺えるようなところが多々あったし、新キャラとして登場したグリマス勢も、アイドルであるということに向き合った第2の主人公ともいうべき可奈、彼女とは違うかたちではあれライブに出るということと真剣に向き合った志保、グリマス勢の→
— 110、ツインテールになりたかった (@it_takes_davi) 2014, 12月 4
なかでは皆を気にかけるような立ち位置にいた奈緒、つらい練習に立ち向かうことを最後には決めた星梨花や杏奈など(百合子や美奈子は少し影が薄かったかもしれない……百合子は、春香が皆の意見を募って挙手を問うている場面で、まわりをキョロキョロみていたところからの成長を見るべきなのだろう。→
— 110、ツインテールになりたかった (@it_takes_davi) 2014, 12月 4
美奈子は奈緒とキャラが似てたけど、奈緒ほどわかりやすい挙措は少なかった気が)、その成長の様子がしっかりえがかれていた感じ。全体的には「しなければならないこと」と「したいこと」の相剋をめぐるドラマになっていたけれど、個人的には、ストレス太りしてしまった可奈と、どこか淋しげな表情が→
— 110、ツインテールになりたかった (@it_takes_davi) 2014, 12月 4
多かった美希がお気に入り。可奈のストレス太りは、普通の女の子として、いわんやアイドルをめざしている子の苦悩として納得できるものだったし、また、練習にも出れなくなったのは志保があまりに責めたからでは、と、つい話の流れとして思ってしまいかねないところを、精神的次元でばかりの苦悩から→
— 110、ツインテールになりたかった (@it_takes_davi) 2014, 12月 5
その半分を身体の次元の「悩み」へと落とし込むことによって、すなわち問題の位相を微妙にズラすことによって、志保を悪者にするような、一方的な帰責を防げているように思われる。あたりこそキツかったものの、志保とてライブの成功を願う一所懸命な少女だったし、また春香の言い分と比べても、多分→
— 110、ツインテールになりたかった (@it_takes_davi) 2014, 12月 5
正論を言っているのは志保だったわけで、さらには、美希に指摘されたように、彼女とて肘を摑んだ姿勢をとって不安に耐えんとする、決して強いわけではない少女であった。春香への謝罪も含めて、志保の懸命さが単なる「冷たさ」や「鬱陶しさ」に繫がらずにすんだのは、彼女の細かいしぐさもそうだが、→
— 110、ツインテールになりたかった (@it_takes_davi) 2014, 12月 5
「ストレス太り」という展開あってこそだった、というふうにも思う。そして美希、彼女は、アリーナで春香が、みんなのおかげで今がある、的なことを言ってたと思うが、その時、他のメンバーがいかにもアニメ調な「えへっ」みたいな反応表現をしているなか、ただひとりだけ、息の抜けるようなかぼそい→
— 110、ツインテールになりたかった (@it_takes_davi) 2014, 12月 5
声を出しただけ、軽く手を挙げる程度の反応をしていた。映画を観終わってのち思い出したが、TV本編で美希は春香と、まさにこの映画と同じような内容で争ったことがあったわけで、複雑な心境を抱えていたのだろうと思しいが、春香はライバル、リーダーとしてハニーに選ばれたのが春香なのは悔しい、→
— 110、ツインテールになりたかった (@it_takes_davi) 2014, 12月 5
といった発言含めて、なにか春香には適わない、といったような、どこかせつない雰囲気を全編とおして醸していたように思う。美希は天才肌で基本的には明るい性格をしてるから、そのギャップにはグッとくるものがあった。あとは、渡米を延ばそうかと呟いたプロデューサーを小突く律ちゃんとか、まるで→
— 110、ツインテールになりたかった (@it_takes_davi) 2014, 12月 5
正妻のごとく、という感じで最高だった。透けブラ気にして赤面で涙目になるいおりんも最高だった。まぁみんな可愛かったんだが。全体的には静かな感動が迫ってくるような構成だったと思う。できごとの積み重ねがしっかりえがかれてあって見応えがあったと思う(TV版8話とか思い出す、悪い意味で)。
— 110、ツインテールになりたかった (@it_takes_davi) 2014, 12月 5